赤い実

植木屋さんに来てもらって、ある程度の剪定を頼んだ。
ある程度とは、すべてをお願いしたのではなくて、金額にあう剪定をお願いした。
私は仕事でいなくて、夫が対応をした。
おやつも、飲み物も、ネットで調べた人数を用意した。
お菓子もみな持ち帰って下さいと書いたメモを付けておいた。
夫が言うには、金額以上の事はしませんと、言っていたとの事。。KIMG0044.jpg
少し、寂しい気持ちになった。
でも、その植木屋さん達が残してくれた、南天の実には、大変感謝する。
たわわに実った三本の南天の枝を、毎日見ていて、とても綺麗で風に揺れる枝を
楽しんでいた。
或る時、少し実が無くなっている事に気が付いた。
その日から、赤い実が、少しづつ無くなっていく。
そして、二週間ほどで、すっかり無くなってしまった。
昼間、カーテン越しに、何かがすっと飛んで横切っているのは、知っていた。
中くらいの鳥だと思う。
無くなったことが悔しいのではなく、とても嬉しかった。
鳥さんのお役にたったのだと思った。
寒い時期に、赤い実はごちそうだったのだろうかと考えた。
こんな繰り返しを、毎年見ていたら、楽しいだろうなと思った。
南天が首を垂れるほど、実った年はなくて、初めてのような気がする。
来年は、どうだろうと考えて、それがとても不安定な未来であると、気が付いた。
南天は、すくすくと成長して、真っ赤な実をたわわにつけるだろう。
中くらいの鳥さんも、きっと訪れるだろう
今、一番弱いのは、人間様だなと思った。
地球を牛耳っていたはずなのに、何かに命令されたように、明日が分からない
とても弱い立場なのだなと感じるのだが。。。