様変わり

仕事場の帰り道、駅に向かう十字路で、信号待ちした。
向かい側から、お婆ちゃんの自転車が来て、私と同方向にハンドルを曲げていた。20170311171430.jpg
一緒に渡る事も考えたが、危ないと思い、お婆ちゃんに譲った。
すると、そのお婆ちゃんが、何度も私を振り返る。
無視して、黙って前を見ていたのだが、目があってしまい、ふと、この人。。。。。見た事あるが誰だったかと考えていた。
笑い顔で、以前の若かりし頃の友達だと分かった。
あちらも、私をどこかで会った事があると、思っていたようだ。
自転車を降りて、一緒に渡り、駅前でお茶をした。
彼女は、老健の給食の仕事をしていたのだが、今もその仕事をしているとのこと。
お子さんは、長男と一緒で障碍児で、今は老眼になったと話をしていた。
人間の老化は、容赦しないようで、彼女の老化は、激しい部類だと思った。
私よりも、四歳も若いのだが、ちょっと、、言葉では言い表せない。
そういう私も、彼女はあれまあと思って見ていたようだ。
お互い様である。
ずっと以前、同居人が、大動脈解離で緊急入院して、集中治療室に運ばれた時、危ないと言う事で、四日市の義弟夫婦が来た。
病院で待ち合わせをしたのだが、スタバの前で待っていると連絡をして、待っていたのに、現れない。猫七月三十一日.jpg
椅子に座り、前方を凝視。。。
来ないなと思って、隣を見たら、お婆ちゃんが座っていて、やはり、何となく前を見ていた。
すると、一人のお爺ちゃんが前からこちらに向かってきた。
そして、何かの声をそのお婆ちゃんにかけた。
その声を聞いて、義弟と分かり、〇〇さんと声をかけた。
その声を聞いて、隣のお婆ちゃんが、お姉さん!!と叫んだ。
何と、、私たちは隣に座っていながら、分からず、待ち続けていたのだが。。。
その時も、彼女達の様変わりが、あまりにも、、、であって驚いた。
しかし、その私自身も、気が付かないでいるが、他の人がみたら、豹変しているようだ。
若くありたいとは、そんなに考えていない。
現実をみたら、抗えない真実を実感している訳だから。。。
相手を、軽蔑する程、愚かではないつもりだが。。
どういう訳だか、その様変わりの状態を経験すると、凄く大笑いしたくなり、どうしたのよ、、と言いながらしばらく笑ってしまう。
凄く楽しく感じるのだ。
変わってしまった様子が、とても可笑しい。
そういう感情を感じずに、年齢を重ねていく気持ちにはなれない。
そういう感情が持てない位、生活苦で過ごしていくのは嫌だ。





この記事へのコメント